まだ間に合う!母の日の花ショートエッセイ1
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母の日のショートエッセイ1

 母への想いは人それぞれです。
感謝の気持ちはあるけれど、ちょっと切なさの入り混じったやるせない想いも…
ここではネット上で見つけた、そんな母への想いを綴ったエッセイをご紹介します。

母になって初めてわかる母の愛

 若い頃、いろいろありまして。。。
世間からはあまり良い目では見られないような(?)人生を歩んでました。
(今でも、けっして優良な人生とは言えませんが。)
まぁそれでも私は、今も昔も Going My Way!! 胸を張って生きてきたのです。

でも親にだけは、すっかり心配をかけてしまった。
特に母には、随分と苦労をかけさせてしまった。

若い頃、母はとても元気で体も丈夫だったが、今はあまり丈夫ではない。
もちろん、年をとったせいもあるのだろうけど、それだけじゃなく、
きっとそれは、自分が今まで苦労をかけさせてしまったせいもあるんだろうと思っていた。

しかし母は。。。
「○○(←私の名前)がいたから、お母さんは今日まで頑張って来れた。」
と、自分が心に抱いてきた母への申し訳ない気持ちとは逆のことをよく口にした。

自分は親孝行など何もしていない。
正直、親不孝だと思っている。
それなのに、母はそんな言葉をよく口にした。

でも、自分が親になって、その意味が何となくわかってきたような気がします。

親思う気持ちに勝る親心。。。 まったくその通り
「子供の頃、自分がこういう行動をとった時、母はこうした」とか
「自分がこう言った時、母は自分にこう言った」とか
そのひとつひとつが、「あぁ、あの時、母はこういう気持ちだったんだ」というのが
切ないくらいわかってくるのです。

年に一度、カーネーションの花束を母に贈ってはいるけれど、
何万本、何千万本分の花束に値する愛を、母からもっらたことか。。。

「苦労かけた分、これから頑張って母親孝行するぞ」と思ってはみても、
母からもらった愛情に比べたら、あまりにも僅かなものしか返せない。

くどいようだけど、「親思う気持ちに勝る親心」
本当にその通りです。

と、しみじみ思う今日この頃。


※ Web上で見つけた母の日に関するエッセイです。 作者様の了解を得て掲載させていただきました。

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